2009.07.24 Friday


久しぶりに会ったガスパール先輩は、
相変わらず温和な笑みを浮かべる
やさしい人のままでした。


チャールズから頼まれた、届け物を渡し
その中身に嬉しそうな表情をする先輩
こういう時、チャールズの選択は正しかったと
すごく感じるものです。

先輩とは過去から今までと
お互いにあった出来事を語りつくし
自分のみならず
自らが大切にしているものの存在の話と
なりました。


マルグリート様
ガスパール先輩の愛娘。
今はこのエグレッタの当主であらせられます。


先輩がすこし物思いに耽っている時
私もすこし、この場所に思いを馳せてみました。



思うに・・私の知るエグレッタとはすこし雰囲気がかわりました。



当主が変ったためか?
使用人が変ったためか?



今までも完璧に近いものを持っていたのは事実です。
一族でこの館を守っているヴィルトール家が
しっかり管理している以上、それは必然の事。

しかし、そのヴィルトール家現当主たるリュシアン殿の
憂いを帯びた目・・・
そしてなにより【完璧すぎる】館の雰囲気
それが外部の人間からすると
【不自然さ】となって現れるものです。



「先輩?」


あのガスパール先輩が
その顔から笑みを消し
何事かを考えているのを私は遮ってしまいました。

これもまた【不自然】ではありますね。


私が言えた台詞ではありませんが
お互いに歳をとりましたね。先輩。
あなたがいるならば、きっと心配は無用と思います。


さて先輩!、あなたの自慢のご息女に
是非ともご挨拶をさせてくださいな。
By アルマン | Time : 14:02 | CM : 0 | TB : 0

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