2009.10.31 Saturday



『とんでもない結婚式でしたこと・・・』


一言申し上げるならそう…
そう、言えますわね。


慌ただしい結婚式を終え、
ヘイリーとカミーユは早々に屋敷を立ちました。


私も式までの・・・メイドのいない期間
花嫁となるヘイリーの代わりに
エグレッタ・サクラに戻ってきたわけですから、
自分の仕事を終えた今は 静かに速やかにこの屋敷を去りましょう。



式のゴタゴタが片付いたエグレッタ・サクラを去る日を
明日と決めました。

家政婦のクローディアさんにもお伝えしましたし、
新当主となられたマクシミリアン様にも許可を頂きました。

私の仕事は終わったわ・・・


リュシアンさんは・・・まだふさぎこんでいますが、
彼の事ですから、この館付きの執事としてしっかり立ち直ってくれるでしょう。
立ち直る・・・ということはエリーズさんに見込みがないってことかしらね?

エリーズさんも早く諦めればよろしいのに、
リュシアンさんの性癖は直しようがないもの。


これからのエグレッタ・サクラはどうなるのでしょうね?
新当主を迎えて・・・


ええ、私には関係ないわ。

でも、気になることには事実ですから、
また何かあったらゼヒ、お声を掛けてくださいませ。

喜んで参ります。



それでは、皆様ごきげんよう。


By 小間使い・アメリー | Time : 12:31 | CM : 0 | TB : 0
2009.10.10 Saturday


カミーユとヘイリーの結婚式が近づくにつれ、
屋敷は慌ただしくなってまいりました。

私も色々と細かい用事を言いつけられ
お屋敷の中を飛び回っています。


式の準備に、
こんなに慌ただしいと普段の仕事もはかどりません。
大切なお客様もみえるのだろうし、
お掃除もしっかりしたいのに。

ヘイリーが結婚式の準備で追われているせいね、
私一人ではこなしきれないわ。

まぁ、これも最後でしょうから多めに見てあげる。


マルグリート様に言いつけられ、
当日、花嫁と花婿の控室になる部屋に向かいました。

中に入ると・・・
とても可愛らしいウェディングドレスが・・・


ああ、本当に素晴らしいわ。

思わずドレスに手を伸ばしかけました、
ベールに触れる寸前に、
はっとして手を止め・・・


結婚ね・・・
やはり、花嫁にはなってみたいわ。


女の子には憧れのようです。

By 小間使い・アメリー | Time : 13:04 | CM : 0 | TB : 0
2009.09.19 Saturday


ミシュリーヌ様が御当主であった頃よりも
お屋敷が華やか過ぎて落ち着きません。

まぁ、ヘイリーの結婚式も近付いておりますので
仕方ないことかもしれませんが…


前のお屋敷のように
暗く、厳粛なお屋敷の方が私の好みでしたのに…



有能な執事のリュシアンさんに至っては
二人の結婚式が近づけば近づくほど
情緒不安定なよう…
エグレッタ・サクラの執事らしからぬこと。

ああ、一体お屋敷はどうしてしまったのかしら?

このエグレッタ・サクラで結婚式が行われるということが
信じられませんわ。

二人の結婚は喜ばしく、
私もお祝いを申し上げましたが・・・


華やかな場所は苦手なのよ・・・

By 小間使い・アメリー | Time : 11:08 | CM : 0 | TB : 0
2009.08.27 Thursday


ただいま・・・
そう言っていいものか、
エグレッタ・サクラの門をくぐった時に戸惑いを感じました。

前当主ミシュリーヌ様から直々にお暇を出されたのが
寒い冬のこと・・・
今はすっかり真逆の時期になっております。

相変わらずこのお屋敷の庭は素晴らしい。
アレクの手入れがいいのね、
久し振りのエグレッタ・サクラの香りを楽しんでいると
私をお屋敷に呼び戻す連絡をくださいましたクローディアさんが
立ち止っている私のそばに・・・

御久し振りでございます、クローディアさん
またこちらでお世話になることになりまして
長く務めさせていただきましたこのエグレッタ・サクラに
戻ってこれたこと、本当に嬉しいですわ。

クローディアさんは優しく微笑んでくれました。

ああ、この方のほほ笑みはとても心が温かくなる。



アメリー、来て早々に申し訳ないんだけれど、
ヘイリーの引き継ぎをお願いできるかしら?
貴方なら勝手もわかるでしょうし、大丈夫よね。

そうそう、
新しい御当主のマルグリート様、マクシミリアンさまにご挨拶を・・

現在マルグリート様の父君、ヴェルニエ伯爵がいらっしゃっています。
忘れずにヴェルニエ伯爵にもご挨拶を。


はい、かしこまりました。


現当主のマルグリート様・・・
お会いした事がございません、どのような方なのかしら?

By 小間使い・アメリー | Time : 14:22 | CM : 0 | TB : 0
2009.01.22 Thursday


本日、ミシュリーヌ様より直々にお話があり
お暇を出されることになりました。

こちらにお仕えするようになって
早三年の月日が経とうとしています。

最初はこちらの雰囲気に慣れず戸惑うことばかりでしたが
こちらで過ごした日々は私にとって忘れ難いものです。

マリアンヌ様のことを淡々と語られた奥様の
あの気丈な瞳に光ったのは、やはり涙だったのでしょうか?

今となっては確認することもできませんが・・


どうか、マリアンヌ様の御病気が早くよくなりますように
私は陰ながらお祈りすることしかできません。


エグレッタ・サクラ・・・


私はここでとても素敵な人生の宝物を
手に入れたのかもしれません。
By 小間使い・アメリー | Time : 23:59 | CM : 0 | TB : 0

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